勝つときは汚く 負けるときは美しく

ふと気がつくといつも似たような話をしているので書き留めておきます

2020-01-01から1年間の記事一覧

2020年行く年来る年

2020年、まぁ本当にいろんなことがありました。社会的にも個人的にも、言えること言えないことありますが。 言わずと知れたコロナ禍については、別に感染症についてなにか知っているわけでもなし、確かなことは未だによく分からないし、いろんな人がいろんな…

【東京地政学④】木賃ベルト地帯/市ヶ谷ベース

私は成人式にでていない。「成人式なんて出ねえぞ」とか気負っていたわけでもなく、単純に意識から溢れていた。生まれからすると平成7年1月の成人の日だったはずで、その日は例のごとく余丁町のスーパーで働いていて、店のひとに言われてはじめてその日が…

【東京地政学③】川崎ノーザンソウル/多摩川リバーズエッジ

ダンスフロアーに 華やかな光 僕をそっと 包むようなハーモニー ブギー・バック シェイク・イット・アップ 神様がくれた 甘い甘いミルク&ハニー 流行歌という以上に、その時代に生きた人間が呼吸した空気を表象する曲というのが、かつてはあって、80年代は多…

【東京地政学②】渋谷ストリート/ディヴィジョン/トライブ

下北沢駅前と三軒茶屋駅前をつなぐのが茶沢通りで、歩くには遠いが電車や車という距離ではなく、つまりチャリンコの行動半径である。 どこで生まれ育っても小中学生の生活圏など精々そんな範囲なんじゃないかとおもうが、中学から高校に進むあたりで様相が違…

【東京地政学①】世田谷地域クロニクル

40年余りのあいだ東京で暮らしてきて、30代まではあんまり自分が東京育ちであることを意識したことってなかった。それはきっと自分を取り巻く人間関係だったり、居住地だったり、仕事だったりが偶々そういう配置だったんだろうとおもう。 端的にいえば、多く…